より神様に好かれて幸運になれる参拝の仕方 ~寺院編~

より幸運を引き寄せる寺院の参拝の仕方

神社と寺院での参拝方法の違いに神経質になる必要はありませんが、せっかくなら正しい作法で参拝したいですよね。
ここでは、寺院でよりご利益をいただける参拝の方法をお伝えします

寺院について

寺院には僧侶がいて、阿弥陀仏さまや大日如来さまなどの仏さまや、観世音菩薩さまなどの菩薩さま、仏教やお寺を守護している神さまである大黒天さまや弁財天さまなどを「天部」と呼び、日々、お経や真言を唱えて神仏を供養しています。また、亡くなられた人たちの供養もされています。

日本の仏教は他国の仏教徒からは日本独自のものだといわれます。仏壇も日本独自のもののようで、神道の「祖霊舎」から生まれたものともいわれます。寺院には、ほかにも神社の影響をうけたと思われる習わしがあります。
寺院のはじまりは、インドの釈尊が仏教といわれる教えを説いたことからはじまります。
最初は仏殿も仏像もお経もなかったといわれています。釈尊の遺骨を納めた仏塔から時代をへて、今の寺院へと大きく変化していったとされています。

寺院の種類

1 「供養寺」

檀家の人たちのご先祖さまや、お身内の家族を供養するお墓のある寺院です。

2 「学問寺」

仏教にはたくさんの宗派があります。浄土真宗や日蓮宗、真言宗、禅宗など多々あります。それはそれぞれの宗派を創始した方々が釈尊の膨大な教えの一部をピックアップしてとりあげて、信仰の基礎としたからです。学問寺とされるところでは、その各宗派の僧侶が修行や勉強をしている寺院です。

3 「祈祷寺」

神社のようにお願いごとをしたり、さまざまなご祈祷をしていただける寺院です。多くは檀家さんも墓地もありません。成田山新勝寺などが有名です。
お願いごとをするのであれば、祈祷寺に参拝されるとよいでしょう。


雷山千如寺大悲王院(福岡県糸島市)

ご利益がいただける寺院の参拝

神社は24時間参拝できる社もありますが、寺院の多くの場合は平均して17時には閉門します。参拝は神社同様、午前中ないし午後早めにされるのがおすすめです。

寺院の境内で祀られている神さま、天部さまたちを拝む際は神社と同様に、葬儀、法事などで着ていた一切のものは穢れとされていますので、参拝の際は葬儀や法事で身につけていたものは着ない、身につけないことがお約束です。

服装は露出の多い服装はよろしくないとされています。例としてミニスカートや肩がたくさん出てしまうものなどは、寺院に行く服装として避けたい服装とされています。また、とくによくない服装はワニ皮のバックや毛皮などです。仏教では殺生を禁じているからだそうです。履くものはサンダル以外はよいようです。

1 山門の前で本尊に向かって一礼します。

神社同様、お名前と住所を述べてごあいさつをされるとさらによいでしょう。それから「右足」から入るのが習わしです。敷居があればそれを踏まずに入るのがお約束です。昔から家の敷居も踏んではいけないとされています。敷居を踏むことは家の主人の頭を踏みつけるような失礼にあたるからなのだそうです。

2 寺院の手水舎で身を清めます。

清め方は神社と同じです。手水舎のもともとは神社にあります。聖なる土地に足を踏み入れる際、そのまわりにある川の水や湧き水などで身を清めていたことから始まります。

  • 柄杓を右手で水をくみ、左手に柄杓の水をかけて洗います。
  • 柄杓を左手に持ち替え、今度は左手を洗います。
  • 柄杓を右手に持ち替え、左手に水をためて、その水を口にふくみ、口のなかをすすぎます。(柄杓に水を残します)
  • それから柄杓をまっすぐに立てて、柄杓の水で柄杓に流して柄杓を洗います。

3 寺院の参道の歩き方

寺院の参道では、僧侶の方のなかには真ん中を通られてもよいといわれる方も多くおりますが、寺院の仏さま、神さまを敬う意味でも、参道の端を歩いたほうが謙虚な姿勢が神仏に愛されるように思います。

4 献灯と献香

寺院の境内には無人野菜売り場のように、ろうそくや線香が用意されていることがあります。賽銭箱などにお賽銭を静かに入れて、献灯と献香をされるとよいでしょう。また、寺院のなかには受け付けなどでろうそくや線香を購入する場合もあります。ろうそくや線香の代金はお寺によって異なります。

献灯は、この世界の暗闇を明るく照らし、仏さまに正しく導いてもらうためのもので、献香は仏さまをもてなす意味と、私たちの身を清めるために行います。
ろうそくと線香に火をつけるときには、ほかの参拝者のろうそくや線香から火をもらう「もらい火」は、ほかの方の悪縁、罪、悪しきものをもらい受けるといわれ、やってはいけないこととされています。また、火は手であおいで消し、息を吹きかけてはいけません。

本堂に入る前に大きな常香炉があり、そこに線香がたくさん焚かれています。線香の煙を浴びるのは、身を清めるために行われていることで、その後、無病息災などのご利益があるといわれるようになっていますが、実際に邪なモノが祓われるともいわれています。

5 参拝

本堂のまえで、お賽銭を静かに入れ、(お賽銭の金額は定められてはいません)胸の前で合掌して祈ります。ここで手をうつことはいけません。いわゆる神社での拍手はお寺では決してやってはならないことだとされています。
合掌して祈るときの唱えたい言葉は宗派や本尊によって異なります。
・日蓮宗系は「南無妙法蓮華経」
・浄土真宗は南無阿弥陀仏」
・真言宗は「南無大師遍照金剛」
・東京都の浅草寺のご本尊さまは観世音菩薩さまですので、「南無観世音菩薩」と唱えます。

仏像は鑑賞の対象ではなく、信仰するものです。仏像に拝むことが大切です。
線香や読経することは仏さまへの供養となり、功徳を積むことだといわれています。

6 最後に

参拝を終え、山門から出る際も、合掌して本堂に一礼してから帰ります。


功山寺(山口県下関市)

お寺の参拝もいろいろと作法がありますが、とくに大切なことは神仏を敬い、信じ、そして感謝の思いが大事なことです。

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