関東を守るため開山された成田山新勝寺。
この広大な敷地の中にパワースポットがたくさん!
御護摩祈祷の厳かな雰囲気。
お坊さんが唱えるお経はまるで演奏会。
力強いお不動様のご利益を得られる成田山新勝寺をご紹介しましょう!

始まりは平将門の乱

939年平将門の乱が勃発。
乱を鎮めるよう朱雀天皇の勅命を受けた寛朝大僧正は、弘法大師が自ら祈りを込めて開眼された、不動明王像を捧持して京の都から関東に向かいます。
成田の地に御尊像を奉安し、御護摩を焚いて21日間乱が鎮まるよう祈願します。
最後の結願の日、平将門が敗北します。
再び平和が訪れた関東を離れ都へ帰ろうとするも、御尊像が動かなくなりこの地に留まるよう告げられます。
そして成田の地に関東を守る霊場として、「新たに勝つ」の意味を込め成田山新勝寺が開山されたのです。
以来1000年以上御護摩の火を絶やすことなく祈願が続けられています。

総門

入り口の総門は開基1070年の記念事業で2008年に建立されました。

二階にはぐる~り十二支が施されています。
また十二支をお守りする「生まれ歳・守り本尊」(八体佛)も祀られています。
まだ新しい門ですが、荘厳で堂々たる風格に魅了されます。

では総門で一礼をして境内に入りましょう。
ここで耳より情報!
一礼してから自分の干支の下を通り境内に入ると、ご利益が2倍、3倍と増えるそうです!
自分の干支を探しましょーっ♪

境内に入りましたら、手水舎で身を清めて仁王門へ向かいます。


(手水舎の龍)

仁王門

総門をくぐると成田山新勝寺の象徴でもある仁王門が見えます。

1831年に再建された国指定重要文化財です。
遠くからでも目を引く赤く大きな提灯には「魚がし」と書かれています。

これは魚河岸講が奉納したもので、江戸時代から成田山が信仰されていたことを伝えています。
門の左右に密迹金剛と那羅延金剛、裏仏は多聞天と広目天が奉安されています。

存在感と貫禄ある仁王門をくぐると仁王池があり、たくさんの亀がいます。

この岩の名は亀岩。
亀の形をしていますね。
多い時はこの岩が隠れるほどの亀が登ってるんですって!?

大本堂

いよいよ本堂でお参りです。

まずは香閣より立ちのぼる煙を浴び、心を清めましょう。
身体の痛い部分、具合の悪いところにあてるとよいとも言われています。
整いましたら大本堂に入り賽銭箱の前で一礼(お賽銭は一礼の前に)し合掌。その後一礼します。
その後ぜひ参加していただきたいのが、成田山で平安時代からずっと続いている大いなる祈り「御護摩祈祷」です。
毎日5回(土日祝日・正月期間8回)行われていて、誰でも参加することができます。
時間はHPで確認できますよ(`・ω・´)b

タイミングよく参加することができたので、御護摩祈祷の流れをお伝えしましょう。
ご祈祷が始まりしばらくすると「御火加持」が始まります。
御火加持とは大切な持ち物カバンや財布などを御護摩の火にかざすことで、お不動様のご利益をいただくことができるのです。
御護摩札の御火加持の後、前に立っているお坊さんに荷物を渡すと、お坊さんが御護摩の火にかざして持ってきてくれます。

御火加持後、何度かご真言を唱えます。
ご真言はお堂正面にも書かれているので安心。
一緒に唱えます。

またご祈祷には数人のお坊さんが参加していて、皆さんでお経を唱えます。
そのお声が美しく合唱のようでした。
太鼓の音が加わると迫力が増し、心地よく聴いているとなぜか涙がポロポロ…。
お経を聴くというよりコンサート会場で迫力ある演奏を聴いている感覚です。
もっと聴いていたいと思った頃に終わってしまいましたが、とっても感動しました。

この御護摩祈祷は強力なお祓い効果や浄化力があるそうなので、本当におすすめです!

最後に「お手綱参拝」をして終了です。
これはお不動様の左手に結ばれた五色の羂索を触ることで、お不動様とご縁を結んでいただきご利益を授かる参拝です。
手摺に羂索が巻かれているので右手で触りながら進んでいきます。
羂索の先にいらっしゃるお不動様を感じながら参拝しましょう。

お参り後は裏手にまわってみましょう。
私は行けませんでしたが、裏仏の大日如来・聖徳太子像・虚空蔵菩薩像が奉安されているそうです。

三重塔

大本堂の隣に鮮やかに存在感を出しているのは三重塔です。
1712年に建立された国指定重要文化財です。

高さ25mで中に大日如来と五智如来が奉安されています。
外側の鮮やかな彫刻は雲水紋と言う彫刻で、この三重塔は一枚板で作られているそうですが、珍しいものだそうです。

聖徳太子堂

1992年に建立し2007年に修復されています。

聖徳太子は全国に多くのお寺を作り仏教を広めたお方なので、多くのお寺に聖徳太子堂が建立されているそうです。
ここ成田山にも聖徳太子の理念に基づき世界平和を願って建立されました。
新しい時代、世界平和を願い、お参りをしましょう。

開山堂

本堂裏の階段を上がると右手に開山堂が見えます。

1938年に成田山開基一千年祭記念事業として還流されたものです。
小さなお堂ですが平将門の乱を鎮めるために21日間護摩祈祷をおこなった寛朝大僧正が祀られている場所です。

光明堂

1701年に建立された国指定重要文化財で、愛染明王が祀られている良縁・恋愛成就のスポットです。

仏教では愛欲は煩悩になるので、縁結びや恋愛成就の手助けをしてくれる仏様はいないのですが、愛染明王だけは愛への欲望の強さを正しい方向に向かう力に変えてくれる仏様です。
愛染明王はその人に必要なご縁をしっかりと結んでくれると言われていて、良縁成就・結婚成就・夫婦円満などのご利益があるとされています。
ご夫婦での参拝も素敵ですね。

堂内に入り左から不動明王→大日如来→愛染明王の順に手を合わせてお参りすると良いそうです。
愛染明王のご真言は オン マカラギャ バザラ ウシュニシャ バザラ サトバ ジャク ウン バン コク

また光明堂では星供養というのが行われています。
人の運勢は定められた星の運行によって左右されると言われ、星供養はその年の吉凶を司る星をお祀りし、一年の幸福を祈る伝統行事だそうです。
ご自身の星は、成田山HPで自分の生まれ年から調べることができますよ☆
毎年節分より7日間は「星供祈祷会」が行われ、こちらも人気だそうです。
有料で除災招福と開運成就の「星供御守札」がいただけるそうです。

平和の大塔

1984年に建立された平和の大塔は真言密教の教えを象徴するものだそうです。

ここは成田山随一の浄化スポットで、大塔の上に龍道があるため強力なパワーが上がっているのだとか!
高いところにあるので見晴らしもよくとても清々しい場所です。
塔の2階に奉安されている不動明王像は全体の高さが6mもあり立派です。
この場で不動明王と対面することで浄化され、心身が軽くなり、いろんな流れがスムーズになるといいですね♪

おしまいに

成田山新勝寺はまだまだ見所がたくさんあります。
釈迦党・出世稲荷・奥の院など一日では足りないくらい!


参道は名物のうなぎ料理店やジェラート屋、団子にせんべいと食べ歩きの楽しい道でした(笑)

成田山はいろんなスポットがありご利益も豊富ですが、わたしは浄化の一日でした。
お経からの涙、平和の大塔から公園に向かい散策している間に感じた清らかさ。
そして素直な自分に返ることができる場所。
必要な人に必要なことを授けてくれる、力強い強面の優しい不動明王様を感じに、参拝にいらしてみてはいかがですか。

成田山新勝寺の基本情報

成田山新勝寺のご本尊

不動明王…弘法大師が自らひと彫りごとに三度礼拝する一刀三礼の祈りを込めて開眼されたご本像

成田山新勝寺のご利益

災厄消除・家内安全・願望達成・交通安全・恋愛成就・縁結び・学業成就・金運・浄化など

成田山新勝寺の御朱印

住所・アクセス

〒286-0023 千葉県成田市成田1

成田山新勝寺参拝に便利なお宿

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