
京王線「府中駅」、JR・南武線・武蔵野線「府中本町駅」の各駅から徒歩5分ほどの場所に大國魂神社はあります。
大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)を武蔵国の守り神としてお祀りした神社で、
縁結び、厄除け・厄払いの神として有名な神様です。
明治神宮・東京大神宮・日枝神社・靖国神社と並んで「東京五社」のうちの一社で、
起源はなんと西暦111年と言いますから、1900年以上前に創建されたとても格式高い神社です。
そんな大國魂神社を参拝しましたので、ご紹介します!
目次
大國魂神社の見どころチェック
参道から拝殿・本殿へ
駅から続く欅並木を抜け、大鳥居をくぐり手水舎で手と口を清めます。
向かい合った龍の彫刻が美術品のように美しいですね。
まずは拝殿でしっかりご挨拶します。
社殿を良く眺めてください。
獅子や龍、獏や鳳凰等、江戸彫工師による見事な彫刻は必見です。
(拝殿)
朱塗りの本殿は、昭和37年に東京都有形文化財に指定されています。
樹齢1000年を超える大イチョウ
大鳥居近くにある樹齢900年のご神木もとてもパワーがありますが、ご本殿の裏手にあるご神木もお見逃しなく!
こちらのご神木は、樹齢1000年を超える大イチョウ。
裏手なので人がほとんどいませんが、大國魂神社の1番のパワースポットだと思います。
安産を願う方は宮乃咩(みやのめ)神社へ
参道の左手側にあるのが、境内社の「宮乃咩(みやのめ)神社」。
こちらは天鈿女命(あめのうづめのみこと)が御祭神。
天岩戸にお隠れになった天照大神を誘い出すために岩戸の前で踊った神話から、芸能上達・安産の神様として知られている神様です。
鎌倉時代に北条政子が安産祈願したと伝えられており、安産特別祈願祭も斎行されています。
神社の前に絵馬と底に穴が開いた柄杓(ひしゃく)が奉納されています。
これは、安産祈願の際、願いを込めた絵馬を奉納し、無事に願いが叶うと底が開いた柄杓を納める風習からだそうで、
柄杓に穴が開いているのは、穴から水がスルスルと流れるように、お産が軽くなりますようにという意味があるのだそうです。
水神社
拝殿に向かって左側に、水神社があります。
主祭神は水波能売命(みずはのめのみこと)で、文字通り水の神様。
龍の口から地下120mから汲み上げたご神水が流れています。
ペットボトルに水を入れて持ち帰れるそうですよ。
人形流し(ひとがたながし)で厄払い
大國魂神社では、人形流しをすることが出来ます。
人形流しとは、厄や穢れを人形に移して水に流すことにより取り除くための儀式です。
厄払いのために、人形流しをすることにしました!
分かりやすい案内板が^^
人形に名前を書いて、自分の体の気になる場所を人形で撫でて息を吹きかけます。
そして小川に流すことで、自分の厄や穢れを祓い清めます!
小川とは、先ほど紹介した水神社の真後ろに流れる川です。
人形を流すと、心身が清められた気がしてホッと一安心。
初穂料100円ですので、ぜひ体験してみては。
大國魂神社の御朱印帳と御朱印
ちょうど御朱印帳が終わったタイミングでしたので、新しく御朱印帳をいただくことにしました。
こちらの御朱印帳は全国総社会の御朱印帳だそうです。
もちろん御朱印もいただきました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
縁結び、厄払い、安産祈願と人生の節目節目に参拝して、ぜひご利益をいただいてください。
(参拝日:2019年12月)
大國魂神社の基本情報
大國魂神社の御祭神
- 大國魂大神(出雲の大国主神と御同神)
- 小野大神・小河大神・氷川大神・秩父大神・金佐奈大神・杉山大神・御霊大神・国内諸神
大國魂神社のご利益
厄除け・厄払い、縁結び、安産祈願
住所&アクセス
大國魂神社
〒183-0023 東京都府中市宮町3丁目1
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