鎌倉随一の出世神社!朱色の鳥居におきつね様「佐助稲荷神社」

「海街ダイアリー」ですっかり有名になった神奈川県鎌倉市の「佐助稲荷神社」。
参拝客も後を絶ちません。
朱色の長い鳥居を抜け、踏み入ったそこはきつねの世界。
とっても穏やかで優しく心地よい、鎌倉随一の出世神社をご紹介!

目次

由来

神奈川の古都、鎌倉。
中でも最強の出世神社として有名なのが佐助稲荷神社です。
源頼朝が伊豆に流されていた時、頼朝の夢枕に現れたのがお稲荷様。
平家打倒を促し見事成功!
その後頼朝は隠れ里に祠を見つけ出し、お祀りしたのが始まりだそうです。
まさに、最強の出世神社ですね。

御祭神の宇迦御魂神(うかのみたまのかみ)の「ウカ」は食(ウケ)のこと。
五穀豊穣や田畑の守り神様として信仰され、全国でお稲荷様として親しまれています。

お稲荷様の信仰が商業の盛んな地域に広がると、商売繁盛も願われるようになったそうです。

お稲荷様と言えばおきつね様。
勘違いされやすいのが、お稲荷様=おきつね様…×!
お稲荷様の神使がきつねであり、きつねが祀られているわけではありません。

下社と十一面観音

まずは参道入り口に下社がありますので、こちらからお参りをしましょう。

そして下社右側には十一面観音が祀られています。
ちょっと控えめなので、そのまま行ってしまいそうですが、ここは素通りしないでーっ!
この十一面観音は縁結びのパワースポットです!
しっかりとお参り、お参り!

昔、赤松幸運という美しいお姫様が、良縁に恵まれず仏門に入る際、
この世の若い男女に良縁があるようにと彫られたものだそうです。
ここを訪れて良縁に恵まれたと言うお声は多いんですって♡
お姫様の澄んだ心に感謝し、しっかりお参りしましょう。

赤い鳥居

お稲荷様といえば赤い鳥居とおきつね様。
下社から参道を上がるとすぐに赤い鳥居が見えてきます。

鳥居の間にはところどころおきつね様が姿を現します。

ずらりと並ぶ赤い鳥居はとても幻想的。
一歩一歩と進むたび、別世界に近づいていくようです。

拝殿

赤い鳥居を抜けると拝殿が見えてきます。
落ち着いた雰囲気で、心が和みます。

境内はかわいい白い陶器のおきつね様がたっくさん。
拝殿右側へ進むとお守り授与所があります。
こちらでかわいいおきつね様やお守りをいただくことができます。

霊孤泉

お守り授与所を過ぎると、パワースポットの霊孤泉です。

水田を潤す水源。
生命の基。
神の恵みとして祀られ、今も絶えずお水が湧き出ています。
強力なパワースポットと言われてますので、忘れず立ち寄ってくださいね。

本殿

本殿へは拝殿裏の階段を上がりましょう。
赤いのぼりが鮮やかで美しいです。

階段を上がるとすぐ本殿があります。

そしてなんと、かわいいおきつね様がいーーっぱい!!

あまりの可愛さに参拝を忘れそうですが、
このご縁に感謝してしっかりお参りしましょう。

そしてしっかり願いを伝えましょうね。

本殿はほんとうに優しく穏やかで、心休まる場所でした。
自分の本心と向き合うにもお勧めの場所です。

お塚

本殿を左に進むと大きな岩があります。

ここは神様が宿るとされる磐座。
岩の下にある小さな塚がお塚で、
社殿ができる前の最も古い祭場です。

古い稲荷群

更に左に下ると少し広くなっている場所があります。
こちらにも大小さまざまなおきつね様が、ここかしこに納められています。

そしてこちらもまた、別世界で幻想的。
物語の世界に入り込んでしまったようです。

この珍しい光景に外国人の方々も、真剣に写真を撮っていらっしゃいました。

おしまいに

昔、お稲荷様の少し怖い話を聞いたことがあります。
そんなことを思い出し、佐助稲荷神社へ向かいましたが、なんの心配もありません。

穏やかで優しい空気に満ちていて、温かく迎え入れてくれました。

宇迦御魂神様は女神様。
女神様が祀られている神社は女性らしく、柔らかい空気に満ちている気がします。
全てを受け入れてくれて、次第に心が穏やかになっていく…。
女神さまの優しさでしょうか。
更に出世の後押しをしていただける、なんて頼りがいのある女神様!
きっと開運のお導きがあるはず!

皆様の開運に期待を込めて…。

佐助稲荷神社の基本情報

佐助稲荷神社の御祭神

  • 宇迦御魂神(うかのみたまのかみ)
  • 大己貴命(おおなむちのみこと)
  • 佐田彦命(さるたひこのみこと)
  • 大宮女命(おおみやめのみこと)
  • 事代主命(ことしのぬしのみこと)

佐助稲荷神社のご利益

開運出世・商売繁盛・病気平癒・恋愛成就・縁結び・学業成就

住所&アクセス

〒248-0017 神奈川県鎌倉市佐助2丁目22−12

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