京都五社めぐりとスタンプラリー

平安京の守護ために風水の地相に基づいて伝説の聖獣、東に青龍、西に白虎、北に玄武、南に朱雀が配された四神相応(ししんそうおう)の京(みやこ)。それぞれの地にある神社を巡るのが京都五社めぐりです。
一日でめぐることもできますが、それぞれの神社をゆっくり参拝して周辺グルメを楽しんだりお土産を選んだりと、ゆったり京都を楽しんでみてはいかがでしょうか。
最初にお参りした神社で「五社めぐり四神色紙」をいただき(初穂料1000円)、いざ五社めぐりへ出発!
私が訪れた平成29年の様子をご紹介がてら「京都五社めぐり」を説明します♪

目次

北の玄武、賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)


京都最古の神社で山城国一之宮、上賀茂神社と呼ばれるのが一般的です。
上賀茂神社の祭儀が「葵祭」で、行列はここから出発します。
きれいな花嫁さんや、凛々しい花婿さんを見かけることもあって、幸せのお裾分けをもらったような気がします。
休日や祭礼の時は大学の厩舎から神馬が出社します。お馬がくわえたおみくじも可愛くて人気なのだとか。

住所:〒603-8047 京都市北区上賀茂本山339 マップ
アクセス:市バス・京都バス「上賀茂神社前」下車

南の朱雀、城南宮


方除の大社として有名です。
神苑「楽水苑」があり、四季折々の花と清流が楽しめる庭園です。4月に行われる「曲水の宴」はここで行われます。

住所:〒612-8459 京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7 マップ
アクセス:市バス「城南宮東口」下車

東の青龍、八坂神社


八坂さん、祇園さんと言われ親しまれています。
12月31日には、「をけら火」を頂いて雑煮を作っていただくと、1年間無病息災といわれていますが、今はおくどさん(かまど)のあるところも少ないようです。
祇園祭りは八坂神社の祭儀です。

住所:〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側625 マップ
アクセス:京阪「祇園四条駅」下車、徒歩7分
市バス「祇園」下車

西の白虎、松尾大社


酒造神としても有名です。
境内を散策するだけでも、ご利益がたくさんいただけます。
きれいなお庭の「松風苑」でのんびりとした時間を過ごすしてほっと一息。
お酒の資料館もあるので、ちょっと覗いてみるのもいいのではないでしょうか。

住所:〒616-0024 京都府京都市西京区嵐山宮町3 マップ
アクセス:市バス「松尾大社前」下車

平安神宮


比較的歴史の浅い神社で、明治28年に創建されました。
時代祭は、平安神宮のお祭りです。
「神苑」は、色々な景色を見せてくれます。春の桜、秋の紅葉、冬の雪。時間を忘れて過ごせるところです。

住所:〒606-8341 京都府京都市左京区岡崎西天王町 マップ
アクセス:地下鉄東西線「東山駅」下車、徒歩10分

京都と言えば「お漬物」

上賀茂神社のすぐのところに「なり田」さんがあります。すぐき漬けが有名です。
すぐきは京野菜で、すぐき漬けは、冬の京都三大漬物の一つで、乳酸菌の発酵作用で酸味のあるのが特徴です。
松尾大社の境内の中に「もり」さんがあります。
ここのお店だけの限定品があり、季節によって変わります。
ちなみに3月は、竹の子のお漬物がありました。(平成29年)

京都五社めぐりでちょっと寄り道

松尾大社の近くには、「月読神社」があります。
上賀茂神社から下鴨神社へ。元々は1つの神社だったそうです。
他にも色々あるのが京都。
八坂神社の周りは、祇園、四条、木屋町。テイクアウトして鴨川べりで川を眺めながら食べるのもいいものです。京都らしいお土産もいっぱいあるので、眺めるだけでも楽しいですよ。
敷居の高い京都の料亭ですが、ランチなら手が届くかも。一度、京料理をゆっくりと食べるのもいい経験になりそう。
平安神宮の周りは、岡崎公園。動物園や美術館もあるので、ほっこりしてみるのもいいのではないでしょうか。

まとめ

それぞれの神社で朱印(各300円)をいただき、最後の神社で「満願記念品しおり」をいただいて京都五社めぐりは終了です。

 
京都で神社にお参りはしたいけど、どこから行けばいいのかわからない人には最適。大きな神社ばかりなのでわかりやすいし、五社のどこの神社からでも始められ、期限はないので自分のペースでお参りが出来ます。
あせらず、ゆっくり京都を楽しみながらチャレンジしてみませんか。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る