お山そのものがご神体!神秘のパワーあふれる大神神社

大和の国一之宮である大神神社(おおみわじんじゃ)。国づくりの神様である大物主大神(おおものぬしのおおかみ)が三輪山に祀られることを望んだため、お山そのものが御神体になったと言われています。古代より天皇から保護を受けていたこともあり、拝殿には菊の御紋があります。

目次

「神の宿る山」三輪山


お山は松・杉・檜等の木々が多く茂っていて、木や草にも神が宿ると言われています。
参道の両側には木々が茂り、凛とした空気が感じられたり小鳥の声が聞こえたりと、背筋が伸びるような緊張感もありながらほっとする不思議な空間。参道を歩いていると、夏は暑苦しさをさほど感じず、冬は寒さが厳しいはずの奈良ですが木々に守られているかのように寒さもさほど感じることはないのが不思議です。秋の落ち葉の頃は、お掃除が大変そうです。

大神神社の参拝の仕方

車で参拝に行く場合は、大鳥居をくぐり二の鳥居から三ツ鳥居につながる参道を歩きます。JR三輪駅は大鳥居と二の鳥居の間位にあります。
拝殿の奥は禁足地になるので、拝殿からご神体である三輪山に向かって参拝します。
お山と拝殿を区切る結界の役目を果たすのが三ツ鳥居で、本殿にかわるものとして神聖視されています。

三輪のお山には神様が大勢おいでになり、ご利益も色々

境内の中に巳の神杉(みのかみすぎ)があり、大物主大神の化身の白蛇が棲むことから名付けられた御神木です。巳さんの好物の卵を供える方も多くおられます。滅多にお目にかかることがないため、白蛇を見ると願いが叶うと言われています。

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大神神社

厄除け、方位除け等々ご利益があり、祭神の神助で美酒が出来た事もあり、医薬の神様や酒造りの神様としても有名です。酒造りの酒屋の軒先に飾られている杉玉は、三輪山の杉葉で作られたのが最初だそうです。

祓戸神社(はらえどじんじゃ)

二の鳥居から拝殿に向かう途中にあり、心身を祓い清めてから参拝へ行きましょう。

夫婦岩(めおといわ)

祓戸神社の隣に、三輪の神と人間の女性の恋物語を伝える二つの岩が夫婦のように寄り添い鎮座されています。縁結び、夫婦円満の御利益があります。

市杵島姫神社(いちきしまひめじんじゃ)

鎮池に鎮座されている弁天様です。芸能、金運にご利益があります。
鎮池には鯉がおり、たまに餌をあげている参拝者の方も。

活日神社(いくひじんじゃ)

ご祭神の神助で美酒を造った杜氏の高橋活日命(たかはしのいくひのみこと)を祀った神社です。

狭井神社(さいじんじゃ)


病気平癒、身体健康の神様です。この拝殿の奥に万病に効くという薬水が湧き出る井戸(くすり井戸)があります。くすり井戸に巳さんがおいでになることもあったようです。
「ご神水」として汲みに来られる方も多く、井戸のところにコップもあるのでその場でもいただけます。
社務所でもペットボトルに入れたお神水を売っていますので、購入して持ち帰ることもできます。

久延彦神社(くえひこじんじゃ)

知恵の神様をお祀りしていて、受験合格、学業向上の御利益があり、受験シーズンは受験生の参拝が多く見られます。

なで兎


お正月は祈祷殿の前に、普段は参集殿に安置されている「なで兎」。この兎を撫でると体の痛いところを癒してくれる、願いを叶えてくれると言われています。大国主命大神が「因幡の白うさぎ」を助けたことから、なで「兎」なのだとか。

登拝出来る三輪山


昔は禁足の地でしたが今は登ることが出来ます。午前9時~午後2時までに狭井神社で専用の用紙を記入して受付し、午後4時までに下山報告をしなければなりません。登拝料は一人300円が必要です。
お山では撮影、飲食は禁止ですが、水分補給についてはきちっとするようにしましょう。標高に比べて勾配がきつかったり、赤土で足元が悪かったりするので、体調管理には気をつけましょう。無理をせず引き返す勇気も大事です。
聖域に足を踏み入れていることを忘れず、くれぐれも神様に失礼のないようにしましょう。
下山後に念願成就した人や金運アップした人がいるなど、神秘的な体験をする人も多いのだとか!
お正月や大祭の時は入山が出来ないですし、雨等の影響で禁止することもありますので、事前に確認することをお勧めします。

そうめん発祥の地三輪

車で大神神社に行くなら、是非、三輪そうめんを。 神社近くにも三輪そうめんを食べられるお店はたくさんありますが、私は三輪そうめん山本が好き💕 お店が広くて綺麗だし、もちろん美味しいから‼︎ 私はそうめんではなく、にゅうめん派だけど(温かい方のことね)。 お出汁も美味しいし、七味は山椒の良い香りが広がります。 柿の葉寿司も美味しいし、もっちりわらび餅が付いているのも嬉しい💕 素麺はもちろん、美味しいお菓子やお土産も買えますよ〜‼︎ #三輪そうめん #三輪そうめん山本 #奈良 #奈良グルメ #奈良土産 #にゅうめん

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大神神社の神主の次男、穀主(たねぬし)が三輪の地に適した小麦とお山の清流で作ったのが三輪そうめんの始まりだと言われています。三輪の地はお伊勢参りの通り道だったこともあって口コミで広がったと言われています。
大神神社周辺には、美味しい三輪そうめんを食べさせてくれるお店がたくさんありますので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
参拝のあとの食事は、参拝で得たエネルギーを体に循環させる効果があるそうですよ♪

最後に

色々なご利益を求めるのもいいですし、喧騒から離れて静かな聖地でのんびりするのもいいですし、古代の歴史を感じるのも。
神秘のパワーをいただきに、三輪のお山を訪ねてみてはいかがでしょうか。お山はきっと優しく迎えてくれるはずです。

大神神社の基本情報

大神神社の御祭神

主神
大物主大神 (おおものぬしのおおかみ)
配神
大己貴神 (おおなむちのかみ)
少彦名神 (すくなひこなのかみ)

大神神社のご利益

金運、健康運、仕事運、商売繁盛


住所&アクセス

桜井市三輪1422

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