岩手県花巻市東和町に鎮座する「丹内山神社」。
1300年以上昔から地域の信仰の地として栄えてきました。
木々に囲まれた自然の中に佇む神社で不思議なパワーを持つ神社とされています。
七不思議が伝えられているほか、強力なパワーを秘めたアラハバキ神の巨岩が祀られていたりと知れば知るほどミステリアス。
では丹内山神社について紹介していきます。

丹内山神社の歴史

丹内山神社の創建は今から1300年以上昔とされています。丹内山周辺を開拓したタニチヒコノカミという神様がこの丹内山神社に祀られています。
また他にも神仏習合であった平安時代後期には弘法大師の弟子である日弘により不動明王を安置されたと伝わっています。
ここは長い間歴史上の重要地であり坂上田村麻呂や物部氏、平泉の藤原氏、中世には安俵小原氏など時代時代の中心人物から崇敬されていたようです。
南部領内の総鎮守としても使用されていました。
当時はここがとても重要な場所だったという事がうかがえます。

丹内山神社の七不思議

丹内山神社には不思議な力が宿るとされており、その力のおかげで伝えられた七不思議が存在します。

その一、唐獅子
本殿脇障子の唐獅子を舐めると居眠りしない。

その一の障子は本殿向かって右側の外側につけられた障子で、不思議な模様がかかれた障子です。とても重厚感があり、厳かな雰囲気で飾られています。障子を舐めると居眠りをしないというのはとても不思議な言い伝えですね。

その二、つらら
神社境内の建物にはつららが下がらない。

境内にある建物にはつららが下がらないとされています。東北地方なので、毎年雪が降るのでつららは普通できるのですが、神社内の建物にはできないとされています。

その三、肌石
神社内にある石には雪が積もらない。

その三の肌石は本殿前の鳥居のすぐ近くにあります。周辺の草はこの石を避けて生えているので、神秘の力が宿っているとされ、パワースポットとされています。

その四、手水鉢
どんな干天でも水が乾くことがない。

その四の手水鉢は本殿近くの鳥居のすぐ下にしめ縄で囲まれています。この手水鉢の中に入っている水はどんなに日照りの日が続いても枯れることがないという言い伝えがあります。

その五、竹
境内には竹が生えない。

その五は境内には竹が生えないと伝えられているそうです。

その六、銀杏
どんな強風でも境内の外に葉が飛び散らない。

その六は境内の外に銀杏の葉が飛び散らないと言われています。

その七、桐の木
杉の木の幹に桐が生えていた。

境内の鳥居のすぐそばにある祖父杉の幹に桐が生えていたと伝えられています。
杉が樹齢2000年とされていますが、大正時代に起きた大火により今は根株しか残されていません。

不思議な力を持つアラハバキ神の巨岩

丹内山神社の中で一番有名なのが高さ3m以上もある巨岩です。丹内山神社のご神体として1300年以上も前から祀られていました。この巨岩には神秘な力が宿っていると言われており、長い間大切に保存されてきました。

大きな岩とその岩にもたれかかるように小さな岩があり、大きな岩と小さな岩の間を通り抜けることができます。
この岩と岩の間をくぐり抜けると安産、交通安全、商売繁盛などのご利益があると追われています。また岩に触れることなくくぐり抜けることができれば、大願が成就すると言われています。
しかし、かなり難易度が高いので訪れたときには果敢にチャレンジしてみましょう。

アラハバキ神とは、古くから実際に信仰されているにもかかわらずその詳細については詳しく分っていない神様で、文章による記録は全く残されていないそうです。
1300年以上前から人々に信仰され続けた詳細不明の未知の神——-そのミステリアスな存在は小説やゲームなどフィクションの世界に登場することも多く、高橋克彦氏の小説「火怨」の中では物部の繁栄の神として登場しています。

最後に

みなさんいかがだったでしょうか??
丹内山神社はかなり昔の時代から神秘な力が宿る場所として大切にされてきたことがわかります。
参拝に訪れたときにはぜひ本殿の彫刻も鑑賞してください。繊細で美しい彫刻は一見の価値ありです。
本殿の付厨子が岩手県指定有形文化財に指定されています。


ここに龍神様が!


御朱印をいただきました。

みなさんもぜひ訪れて、長い歴史人々にパワーを授けてきた神秘の力を体感してみませんか。

丹内山神社の基本情報

丹内山神社の御祭神

丹内山周辺を開拓したタニチヒコノカミという神様が祀られています。
また、丹内山神社の中で一番有名なのが高さ3m以上もある「アラハバキ神の巨岩」で、神秘な力が宿っていると言われており長い間大切に保存されてきました。

丹内山神社のご利益

安産、受験、就職、家内安全、商売繁盛、大願成就


住所&アクセス

〒028-0122 岩手県花巻市東和町谷内2-303

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

関連記事

オススメ書籍ランキング

ページ上部へ戻る