熊本県菊池市は竜門ダムの直下に「神龍八大龍王神社」は鎮座しています。
もともとこの地は古く平安時代から龍の伝説がある場所で、その地名も「龍門」。
神社の背面にはむかし雄龍と雌龍が 棲んでいたという伝説の二つの淵「男龍」と「女龍」があり、拝殿の真後ろは「男龍」にあたります。
竜門ダムの建設により「女龍」のほうは狭まってしまったようですが、男龍からの水の流れは今もとても清らかで、その場にたたずんでいるだけで心穏やかになれるヒーリングスポットです。
最近はテレビや雑誌に取材され、金運アップの霊験あらたかな神社として話題のようです。

目次

緑あふれる下り宮

集落の奥のほうですので分かりずらい場所にありますので、立て看板を見落とさないように進みます。
GoogleMAPの道案内で迷わずに行けました!
近隣に駐車場はないので、迷惑にならないように駐車してくださいね。


第一鳥居が見えてきました!まずは一礼して鳥居をくぐります。

他ではあまり見られない下り宮です。
鳥居から120段ほどの階段を下りながら拝殿へ向かいます。

参道の光のシャワーは格別です!

拝殿が見えてきました

神龍八大龍王神社には常駐の神主さんはおられません。
集落の方が大切に管理し保護しておられます。
社殿は決して大きくはありませんが龍神様を真摯にお祀りしており、境内は綺麗に清掃されとても清々しいです。

境内の由来石碑のよれば、

この神竜八大竜王神様は宇宙最高の神であり、今より約三百八十年前即ち天正三年(暦1575)旧五月六日世界の平和を祈念され此の地に天下られる。

とあります。

龍神様の絵が飾ってあります。

龍神様が喜ぶ祝詞を書いた紙がお賽銭箱の横に置いてあります。
ぜひ一枚手に取って、差し支えなければ声に出して祝詞を読み上げてみてください。きっと龍神様に願い事が届くことでしょう。

境内には愛染明王神と十一面観世音菩薩もおられました。
良縁成就や結婚成就・夫婦円満にご利益がある仏教の神様ですので、ぜひ手を合わせて参拝しましょう。

御神木は根本あたりから二股に分かれた樹齢350年の夫婦杉です。
昔、斧で打ちかけたところ川の水が真っ赤に染まり切るに切れなかったという伝説が残っています。
この御神木に手を当てて気持ちを静めると 精気を授かり心身の健康維持増進を図ることができると言われています。

「男龍」の棲む川辺へ

本殿の横から小さな階段が伸びていて、川辺へ降りることができます。
雨が降っているときなどは気を付けて降りてください。

男龍の棲む淵までの水の流れに心静かに向き合うと、なんだかせせらぎの音とともに心が浄化されていくようです。
もともとこの地は集落の人々が昔から雨乞いをしてきた場所だそうです。
龍神様のエネルギーを感じたからこそここが祈りの場となったのでしょう。

5枚目にせせらぎの動画があります。
本当に龍が棲んでいると思ってしまいたくなる清々しさです。

福蛇の袴(ふくへびのはかま)を手に入れよう

本物の蛇の脱け殻を龍のうろこに見立てたお守りで、「きくち観光物産館」で販売しています。
龍や蛇は古来より、金運や財運をもたらすと言われていますが、この福蛇の袴は実際の蛇の抜け殻を神龍八大龍王神社でお祓いしたもの。
ご利益は絶大で、このお守りを持ってからいいことが起こった、宝くじに当たったなどの喜びの声が寄せられているそうです。

神社へ参拝前にお守りを入手して参拝すると、よりパワーをいただけるかもしれませんね。
ご利益の相乗効果を望む方はぜひ!

竜門ダムの見学も!

神社から車で15分程度で、竜門ダムに到着します。ダムの上は車はもちろん歩いても渡れます。
ダムの上から神社のある方向へ目をやると、豊かな自然に圧倒されます。
竜門ダム管理支所ではダムカードが配布されていますし、ダムそばの菊池市交流促進センター「RonRonkan」ではダムカレーも提供しています。

せっかくですので竜門ダムまで足を延ばして、龍伝説の息づく里巡りを楽しんではいかがでしょうか。

神龍八大龍王神社の基本情報

神龍八大龍王神社のご利益

金運、学業成就、合格祈願、恋愛、縁結び、開運招福、商売繁盛、無病息災、病気平癒

住所&アクセス

〒861-1672 熊本県菊池市龍門643

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


オススメ書籍ランキング

ページ上部へ戻る