愛媛県でも有名なパワースポットの大山祇神社。
戦の神として有名なので、男の神様のイメージが強く、勝負運や仕事運のご利益と思われますが、
実は縁結びや恋愛運のご利益も…!?

楽しみにしていたのに、当日はまさかの台風!
とりあえず、悪天候の中向かいます…。
晴れ女だと思っていたのですが、さすがに今回は無理。
そう諦めていると神社の近くで雨は止みはじめ、到着する頃には厚い雲の隙間から太陽が顔を出してきました!
晴れ女健在!!

いらっしゃい。よく来たね!
神様のお出迎えってことで、なんだかいいことありそーーっ♪

目次

大山祇神社とは

瀬戸内海を通る「せとうち・しまなみ海道」の拠点の美しい島、大三島。
景勝の島として有名なこの島に大山祇神社は鎮座しています。
大三島は昔「御島」と呼ばれ、神の島として人々から崇められていました。
のちに三島となり大三島となりました。

大山祇神社の歴史は古く2600年ほど前。
大山積神の子孫・乎知命(おちのみこと)が、
御島の地を神地として鎮祭したことが始まりと言われます。

大山祇神社は山の神、海の神、戦の神として歴代の朝廷や武将からの崇拝を受けていました。
日本総鎮守と呼ばれ、全国の三島神社・大山祇神社の総本社です。
拝殿・本殿は国の重要文化財に指定されています。

木々に護られる境内

二の鳥居と平成22年に再建された新しい総門をくぐると、大きな木々に護られた境内が広がっています。

ずしりと重みのある雰囲気です。
厳しい夏の暑さには木陰はありがたく、参拝客に癒しを与えてくれます。
これらの木々は楠で、日本最古の原始林社叢として国の天然記念物に指定されています。

正面に大きく目を引く大楠が見えます。

乎知命が手植えをされたと伝えられているご神木の大楠で、樹齢は2600年。
さすがの存在感!
息を止めて3周すると願いが叶うんだとか!?

でもちょっと待って。
ご神木の大楠に行く手前の左側。
ここにも気になる大きな木。
見た瞬間思わず「すごーい…」と口に出してしまいました。

「能因法師 雨乞の楠」との事で天然記念物です。
雨乞儀式のあと三日三夜雨が降ったそうです。
この木は日本最古の楠で樹齢はなんと3000年!
存在感・生命力に加え、ものすごい力強さを感じます。

十七神社

大きなご神木の左側に十七神社があります。
長棟造りで平安様式の残る建物に、十七の神様が祀られています。

 

中に木彫りの御神像が安置されているそうですが、全て県の重要文化財に指定されています。

神門から拝殿

さていよいよ参拝です。

神門をくぐると正面には、国の重要文化財に指定されている拝殿があります。

厳かですね。
この拝殿の奥に国の重要文化財に指定されている本殿がありますが、中には入れません。
滅多にお会いできない神様なので、しっかりとご縁に感謝して参拝…。
右側は上津社・雷神、左側は下津社・高龗神が祀られています。

神門両側から拝殿を囲むように廻廊が造られています。

廻廊には今まで参拝された皇族方や財政界、軍人さんなど、多くの著名人の写真が飾られています。

参拝の後は一度廻廊から出て、周りを一周してみましょう!
たくさんの神様が祀られていますよ。
本殿の真裏にある姫子邑神社・大山積神の娘の木花咲耶姫とその子神2柱が祀られています。

木花咲耶姫は、「木の花が咲くように美しい」として美の象徴の女神様。
さらに、火の中で出産したとして安産の神、子育ての神としても信仰されています。
ぜひ参拝してご利益をいただきましょう!

宝物館

宝物館には数多くの国宝と重要文化財が奉納されています。
神門を出て左に進むと宝物館がありますので、ぜひ行ってみましょう!

源義経、頼朝の鎧や日本最古の鎧などが展示されています。
気になるのは女性の鎧。
身に着けていたのは、大山祇神社の宮司の娘の鶴姫と言われています。
鶴姫は戦国時代、中国地方の大名から島を守るために戦った女性です。
戦いに勝利しましたが恋人の戦死を知り、後を追って海に身を投げてしまいます。
この鶴姫のまっすぐな愛の力から、恋愛運・縁結びのご利益があるのかもしれませんね。

風水的な好立地!?

大三島は島の山から発する大地の気の流れと、瀬戸内海から発する気の流れが結び付く場所だそうです。
山と海の気が結び付くことから、縁を結ぶと言われているようです。
力強い気が多かったのが、愛情などの優しい気が増えてきて、いい変化が起きているので、
人生の転換期などに訪れるのもおすすめのスポットなのだとか。

たくさんのパワーを吸収するためにも、時間をかけてゆっくり散策するのがいいみたい。
とはいっても境内は見所がたくさんあるので、普通に見ても時間はかかりそうです(笑)

生樹の御門

大山祇神社に行ったらここは必須!
と言われるのが、大山祇神社・奥の院へ行く途中の「生樹の御門」です。
残念ながら今回わたしは行けませんでしたが、パワーはすごいみたいです!
一本の木の根元が二股に分かれ門のようになっているので、
そこをくぐると長生きできると言う、長寿信仰が昔からあるようです。

まとめ

大山祇神社は木から出る生命力でしょうか。
自然のパワーのすごさを感じ、力強い木々に癒され浄化してもらえた気がします。
時のヒーローは勝利を祈りながらも、癒しを求めてきたのでは?と思ってしまいます。
また行きたいスポットですので、その時は生樹の御門は必ず!

参拝後、わたしは鳥居の目の前の和菓子屋さんで、お饅頭を家族分いただきました。
ん?1つ多いよね?
お金はぴったり払ったはず。
急いでお店に戻り報告すると、
「いけない!お金多くいただいちゃったかしら!?」
お店の方の勘違いとわかり、そのままお召し上がりくださいって。
ここは神の島。
きっと澄んだ素敵な方々が多いのでしょうね。
神様からプレゼントされたお饅頭、ありがたくいただきました!
やっぱり今日は、いいことあったーっ♪

大山祇神社の基本情報

大山祇神社の御祭神

大山積神(天照大御神の兄神、磐長姫・木花咲耶姫の父神)

大山祇神社のご利益

恋愛運、縁結び、良縁、結婚運、健康運、仕事運、勝負運、金運、商売繫盛、航海安全、学業成就

住所&アクセス

〒794-1304 愛媛県今治市大三島町宮浦3327

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