神奈川県大磯町の国道沿いにある赤い鳥居。
その鳥居をくぐり線路を抜けるとその神社は見えてきます。
一見こぢんまりとして控えめな神社ですが、実はパワースポット!
ここは2000年以上の歴史があり、今もなお変わらず愛され続けている、由緒正しい神社。
更に女性の味方♡
女性にたいへんご利益のある神社なのです!
目次
六所神社の由来
第10代崇神天皇時代、出雲地方の氏族がこの地に移住した際、
祖神である「櫛稲田姫」を祀り、【柳田大神】と称し祀ったのが始まりとされています。
大化改新後、相模国の一之宮寒川神社、二之宮川匂神社、三之宮比々多神社、
四之宮前鳥神社、平塚八幡宮の分霊を合わせて祀り、
相模国総社六所神社となったのだそうです。
龍神大神社
入り口を入るとすぐ左手に赤い桟橋が目につきます。
桟橋の先の祠は「龍神大神社」。
櫛稲田姫命をこの地にお祀りする際、櫛稲田姫命が龍神様を連れてこられたのだとか。
財運向上・出世関連・健康長寿のご利益があるそうです。
ここは六所神社のパワースポットと言われていますので、
素通りせずにしっかり、参拝しましょう!
そして向かい側には「火車弁天社」があります。
大しめ縄
では手水舎で身を清め、お参りを…。
って、なんて大きなしめ縄でしょう!!
拝殿には立派なしめ縄がかかっています。
遠目で見ても存在感はありましたが、目の前で見ると素晴らしい!
このしめ縄は出雲大社と同じところで作られており、5年に一度取換えられます。
飾り始めてから6度目、平成30年12月に平成最後の交換が行われました。
全長4.3m、約250㎏で県内最大級です。
湯津爪櫛のお守り
さて六所神社で一番気になるのがお守り「湯津爪櫛」。
「八岐大蛇」の神話をご存知の方も多いはず。
お守り説明書より抜粋いたしますと
長年人々を苦しめていた八岐大蛇に命を狙われている少女は櫛稲田姫命。
絶体絶命のピンチを救いに現れたのが、力強く荒ぶる神、素戔嗚尊。
この時櫛稲田姫は奇魂(くしみたま)となり、
素戔嗚尊の力になり八岐大蛇を退治しました。
その奇魂を形にしたのが、このお守りだそうです。
ちなみに奇魂とは周囲に不思議な現象を起こす力のことです。
櫛稲田姫命の霊力が籠る奇魂の璽(しるし)で、高い神秘力を持つお守りとのこと。
一,このお守りを女性が身に付けると、御神縁の良縁の道が開かれます。
一,このお守りを女性から困っている男性に真心こめて念じ贈ると、 男性に霊力が湧き困難打開の道が開かれます。
一,このお守りを男性から女性に贈ると「かけがえのない大切な女性」の証となります。
※六所神社HPより抜粋
女性の味方ですね。
もちろん、迷わず買わせていただきました!
最近なにかとついていない母の分も…。
篤い崇拝のしるし・本殿と石垣
六所神社は源頼朝も篤く崇拝し、妻政子は安産祈願等たくさんの記録があるようです。
また戦国時代は小田原北条家、江戸の徳川家康をはじめ歴代の将軍が篤く崇拝しています。
そして今現在のご本殿と石垣は西暦1500年代前半に、小田原北条家から寄進されたものだそうです。
石垣にそんな歴史があるとはびっくりです。
神像
六所神社では年に一度1月3日に櫛稲田比女命と素戔嗚尊と推定される神像が特別公開されています。
平安時代後期の作で、約1000年前に相模国国司が奉納したものだそうです。
発見されたのは1991年の建替えの時で、何百年もの間夫婦で静かに眠っていました。
その後神奈川県の重要文化財に指定され、年に一度一般公開されるようになりました。
まとめ
境内にはご紹介した以外に稲荷大明神、水神社があります。
境内の雰囲気は、女性の神様なのでやわらかい空気なのかなぁ~と勝手に思っていたのですが、
優しくやわらかい中にピリッとした空気。
素戔嗚尊様も祀られているから?と気になっていましたが、
色々調べていると櫛稲田姫命様って、お強い方のようです(笑)
優しく女性らしい気の中に男性らしい気が混ざっているんですね。
そんな女神様なら益々頼れそう!
湯津爪櫛のお力も借りて、これから飛躍できるかな(笑)
なんだかモヤモヤしている女性。
パワーが欲しい女性など。
ちょっと甘えに立ち寄ってみませんか?
六所神社はまっすぐ海に向かって建っています。
気の合う友人と一緒だったので、歩いて海まで行ってみました。
この日はあいにくの曇り空。
雲はかなり厚め…(´Д⊂グスン
そんな中、すこーし光の柱? 見えました(笑)
二人とも満足の参拝でした♪
相模国総社 六所神社の基本情報
六所神社の御祭神
- 櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
- 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
- 大己貴神(おおなむち・別名 大国主命)
六所神社のご利益
女性守護、縁結び
住所&アクセス
〒259-0111 神奈川県中郡大磯町国府本郷935
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